子供の頃から、『苦味』『辛味』が大の苦手だった。
学生の時以来、コーヒー程度ならブラックで飲む事が出来ても、
喉の奥にへばり付くような『苦い味』は胃から内容物が逆流するような、
そんな嫌悪感を感じたものだった。
結果的に、「焦げたもの」が口に出来ない。
少々なら大丈夫なのだが、焼き魚の焦げた部分が苦手だった。
ひれなんかが焦げてお皿にパラパラと落ちてくるような…
そんなお皿で焼き魚を食べるのが苦痛で、良く…
「ペッ」っと吐き出したりしてた(汚くて失礼)
昨日の夜、会社から帰って風呂上がり。
夕飯の食卓には知り合いが送ってくれた「ほっけの干物」
まぁ見事に焼け焦げた部分があって。
その焼け焦げた部分が口に入ろうが、
身に付着して多少「ジャリ・ジャリ」って言おうが…
苦みに鈍感になってる自分。
そう言えば、「紫蘇」「かいわれ」と言った
若い頃には絶対に口にしなかった
「辛み+苦み」の野菜も別段どうって事無くて。
鼻に抜ける「風味」を愉しんでたり(笑
「大人になった」
と実感出来たり。
「年喰って」
感覚が鈍くなったのかと感じたり。
「食品」
の本来持っていた味がハッキリしなくなったのかな。
とも感じたり。
そんな夕飯でした。
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