会社では政府の方針に従ってリスクアセスメントなる手法で労働災害を減らすような取組を行っている。
作業手順と作業順序から作業工程・日程を作成し、作業内容を見える化して、その作業に含まれる危険を洗い出して、想定されるリスクの大きさと過去の様々なデータから、その発生頻度等を勘案して点数を出して、より高い点数=より危険度合いの大きいリスクから、危険を低減出来るような工夫をする。
その内容に従って事前に準備をし、よりリスクの少ない方法を選択する。
何の為に?
重大災害(労災では死亡災害等を指します)を起こさない為。
『「想定されるもの」への事前の対策を取らないと仕事をするな。』と言われてます。
逆に事前に想定しないものには対処しなくて良いのです。
想定する・しないはアセスメントをする側の自由なのです。
その意味ではザル。
但し、そのアセスメントを見積に添付して審査しますとなればザルの目はより細かくはなるだろうけど。
本来の意味では、会社が対策を取って、その上で一人一人が災害を無くすって気持ちで取り組むべきものなのだけどなぁ。
そうなれば、潜在する危険を共有するから見える化出来た事になる…
なかなか上手く機能しませんねぇ。
ところで最近感じるのだけど。
厚労省がアセスメント云々って言っても、アセスメントの精神をないがしろにし、
重大災害が起きて尚継続してる事故の原因分析も、対策もしないで仕事を再開する原発って…????
税も社会保障もそうだし、負担や様々な規制や申告や登録…
お上の都合だけで押し付けるのもうんざり。
もっと筋を通せよ。
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